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腎臓病と人工透析の現代史 「選択」を強いられる患者たち 有吉玲子 生活書院 2013年

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腎臓病と人工透析の現代史 「選択」を強いられる患者たち  有吉玲子  生活書院  2013年 帯付き。カバー・本ともに良好です。書き込み見あたりません。 「生きる」ために人工透析という手段が普及したにもかかわらず、 患者が選択する/選択されるという事象が、今、起きているのはなぜなのか? 生きることが可能となる医療技術を、誰がどのように享受するのか、享受するための仕組みをどのように作るのか。 その問いを突きつけるものとしての人工透析の歴史──技術の導入と制度・政策の構築過程、 患者たちが直面する現状がいかに形成されてきたか──を検証し明らかにする。 【目次】 はじめに   序文   これは腎臓病何十万人のため、のみならず、必読書だと思う   立岩真也 序 章  1 本書の背景と目的  2 本書の構成  3 研究方法  4 本書で用いる用語についての説明 第1章  人工腎臓で生きる人々の現状  1 人工腎臓、利用したくてもできない事情  2 人工腎臓にかかる費用  3 人工腎臓の利用/非利用──日本の動向  4 人工腎臓の利用、日本と世界の様子  5 人工腎臓、生存のための手段 第2章  人工腎臓の歴史と現況  1 腎機能代替療法の歴史  2 日本における人工腎臓の研究 第3章  希少な人工腎臓と選択される患者たち  1 「神様委員会」による選択──アメリカ  2 「お金の切れ目が命の切れ目」──日本での経緯 第4章  患者会の成立──医療を享受するために  1 病院単位の組織から組織拡充への動き  2 全国組織の成立 第5章  公費獲得までの道程  1 厚生省との交渉  2 身体障害者福祉法──更生医療と内部障害者  3 自治体への働きかけ──すべての人が制度を利用できるために  4 公費獲得の成立過程を振り返って 第6章  1970年代の医療供給/費用配分のスキーム  1 医療保険制度とその矛盾  2 医療供給のための諸施策  3 高額療養費制度の創設──給付率の偏りの補完の策として  4 1970年代に形成された医療供給のスキーム  5 医療機関存続の手段  6 せり出す費用負担者の懸念 第7章  腎移植の普及と頓挫──1980年代  1 腎移植──もう1つの生存の手段  2 腎臓移植の推進と限界  3 希少性を有する腎移植 第8章  人工腎臓の供給抑制──医療費用配分の一環として  1 医療供給のコントロール  2 人工腎臓への費用配分の変遷 第9章  人工腎臓の利用/非利用──決定の要因  1 欧米の傾向  2 日本における利用/非利用の決定要因  3 宮崎県透析拒否事件  4 医師の裁量と患者の意向  5 流れはつくられる 終 章 謝 辞 文献表 資 料

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