高群逸枝 1894-1964 女性史の開拓者のコスモロジー
芹沢俊介・服藤早苗・山下悦子(編)
藤原書店
2022年
帯付き。裸本。
状態良好です。書き込み見あたりません。
詩人にして女性史のパイオニア、高群逸枝の全貌を描く初の成果!
日本女性史の金字塔を打ち立てた高群逸枝とは何者か!?
恋愛、婚姻、性、母性、家族……
現代における様々な問題意識の中で読み解く。
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【目次】
〈序〉今、なぜ高群逸枝か? 山下悦子
I 高群逸枝の生涯――小伝 高群逸枝
山下悦子 「小伝 高群逸枝」
〈幕間〉石牟礼道子 「女性の中の原宗教――詩人・高群逸枝さんのこと」
II 高群逸枝のコスモロジー――作品を通して
芹沢俊介 「高群逸枝の歌」
芹沢俊介 「高群逸枝の詩」
〈対談〉芹沢俊介+山下悦子 「高群逸枝『娘巡礼記』を読む――観音信仰、母性、母なるものについて」
丹野さきら 「高群逸枝はカタストロフの夢を見る――J=P・デュピュイと田辺元」
〈幕間〉石牟礼道子 「『高群逸枝雑誌』終刊号「編集室メモ」より」
III 高群女性史の成果と課題
南部 曻 「高群逸枝と古代の戸籍・計帳」
西野悠紀子 「古代史研究から見た『母系制の研究』」
〈コラム〉義江明子 「“ヒメ"幻想を超えて」
服藤早苗 「古代・中世の婚姻形態と同居家族・「家」――『招婿婚の研究』の批判的継承」
後藤みち子 「中世後期の婚姻」
長島淳子 「高群逸枝の江戸時代史――詩人と歴史家の狭間で」
蔭木達也 「乗り越えられるべき歴史、あるいは残された「遺書」――近現代女性史研究における高群女性史の位置付けとその意義」
IV 高群逸枝 新しい視点から
尾形明子 「高群逸枝と長谷川時雨――未収録資料『輝ク』を中心に」
岡田孝子 「「最後の人」橋本憲三と「森の家」――望月百合子・高群逸枝・石牟礼道子――『最後の人 詩人 高群逸枝』を読む」
上村千賀子 「メアリ・R・ビーアドと高群逸枝――女性史創造の世界同時性」
山下悦子 「『大日本女性人名辞書』は世界初の女性人名辞書か――メアリ・ビーアド著、加藤シヅエ訳『日本女性史』(1953年)との関連で」
V 高群逸枝は今、どう読まれているか
高良留美子 「高群逸枝『母系制の研究』との出会いから縄文の母系制の本を書くまで」
米田佐代子 「「呼び合う魂」の軌跡――平塚らいてうと高群逸枝の接点」
棚沢直子 「私は高群逸枝をフランスで発見した」
【世界からのメッセージ】 蔭木達也編訳
ロナルド・ロフタス(アメリカ/近代日本史)/
アンドレア・ゲルマー(ドイツ/日本研究)/
佐藤泰子(アメリカ/日本近世・近代思想史)/
李煒(中国/中日比較文学)/
スーザン・テナント(カナダ/翻訳家)/
ジン・ニウ(アメリカ/映画監督)
西川祐子+蔭木達也 「高群逸枝をめぐる世代を超えた対話」
◆高群逸枝とゆかりの人びと
生田長江/下中弥三郎/山川菊栄/石川三四郎/柳田國男/家永三郎/徳富蘇峰/折口信夫/村上信彦/市川房枝
◆高群逸枝の作品から
『娘巡礼記』/長篇詩『日月の上に』/長篇詩『東京は熱病にかかっている』/『恋愛創生』/雑誌『婦人戦線』/『大日本女性人名辞書』/『女性二千六百年史』/『大日本女性史 母系制の研究』/『日本婚姻史』/『女性の歴史』/『火の国の女の日記』
〈附〉高群逸枝 関連年表(1894~1980)
関連文献一覧