標的とされた世界 戦争、理論、文化をめぐる考察
レイ・チョウ
本橋哲也(訳)
法政大学出版局
2014年初版1刷
帯付き。カバー・本ともに良好です。書き込み見あたりません。
あらゆるものが視覚的表象となった原子爆弾投下後の世界において、他者の他者性を標的としつづけるアメリカの超越的欲望を論じた「世界が標的となる時代」、差異や他者性を内部化する強迫的な運動として脱構築を再考する「言及性への介入、あるいはポスト構造主義の外部」ほか。ドゥルーズによるフーコー読解を敷衍しつつポスト構造主義理論の閉鎖的空間を揺さぶり、その「外部」を問いに付す試み。
目次
序論 アメリカ合州国におけるヨーロッパ発の理論
第1章 世界が標的となる時代―原子爆弾、他者性、地域研究
第2章 言及性への介入、あるいはポスト構造主義の外部
第3章 文学研究における比較という古くて新しい問題―ポストヨーロッパという視点