水俣病50年 「過去」に「未来」を学ぶ
水俣病50年取材班
西日本新聞社
2006年1刷
帯付き。ページまわりにヨゴレあり。
中古感ありますが良好です。書き込み見当たりません。
しのぶはよく口にする。「みんな、出て行った」と。水俣から、だけではなく、自分の心からも。
(本書より引用)
「なんでおれたち被害者がこんな思いばせにゃいかんのか」
(本書より引用)
水俣病の公式確認からちょうど半世紀の2006年、西日本新聞社は年次シリーズとして「水俣病50年」を連載しました。本書は、その記事を中心に構成を変えてまとめたものです。 高度経済成長の陰で起きた水俣病。私たちは、その「失敗」から何を学べばいいのか。本書は、被害者側の視点にとどまらず、加害企業や行政の立場から、文学や映像などの表現者の観点からも切り込んでいます。市民意識調査を行い、記者たちが現地に出向いて住民と地域づくりを議論する「地域と語ろう隊」も実施。多角的にとらえた内容は、本年度の新聞協会賞と「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」をダブル受賞しました。公害事件を通じて、「この国の根本的なゆがみ」も読み解ける一冊です。