☆新本
居場所のなさを旅しよう
磯前順一
世界思想社
2023年
「友だちがいないやつは格好悪い」「居場所がないことは恥ずかしい」――そんなふうに悩むあなたへ。
どこにも所属できない居心地の悪さについて、とことん考えてみよう。学ぶとは、その場所のルールを疑うこと。アウトサイダーの思想を手がかりに世界を旅する一冊。
【目次】
はじめに
◆アウトサイダーになって
第1章 異星人としての経験――夏目漱石とデヴィッド・ボウイ
第2章 アイデンティティとは何か――スチュアート・ホールとホミ・K・バーバ
第3章 トランスナショナルな生き方――ベネディクト・アンダーソンとガヤトリ・スピヴァク
第4章 他者に出会うこと――エマニュエル・レヴィナス、ハンナ・アーレント、そしてアウシュヴィッツ
◆「あなた」を探して
第5章 自分のなかにいる他者――ジミ・ヘンドリックス
第6章 「居心地の悪さ」を引き受ける――ジークムント・フロイトとエドワード・サイード
第7章 わからなくてもステイ・ウィズ・ユー――C・G・ユングと孫、そして東日本大震災
第8章 メッセージをどう届けるか――タラル・アサドと酒井直樹
◆日本から離れて
第9章 日本から距離をとる――西川長夫と村上春樹
第10章 故郷はどこにあるか――尹海東とポストコロニアル
第11章 日本のなかにある見えない場所――被差別部落と太鼓
第12章 居場所のなさを生き切る――藤間生大と東アジア
おわりに
あとがき